クリスタルボウルの表記の意味について
SHOPページ内に掲載しているクリスタルボウルの表記についての解説です。

(1)の「○インチ」はボウルの直径の大きさです。1インチは約2.54cm。
6インチ以下は手のひらサイズ、8インチは二合炊きの炊飯釜くらい、10インチはバケツくらいの大きさとなります。ページ内に「cm」での表記もありますので合わせてご確認ください。
1インチずつ違う大きさでボウルを選べば、お茶碗を重ねるように重ねて収納・運搬が行えるので便利です。
一般的に、大きなボウルほど音が低く、小さなボウルほど音が高くなります。手のひらサイズで重低音が出せるボウルというのは存在しません。
(2)のアルファベット 1文字はボウルの音階です。それぞれ、
A:ラ
B:シ
C:ド
D:レ
E:ミ
F:ファ
G:ソ
を表しています。「LOW-A」のように「LOW」が付くのは通常のAより1オクターブ低いもの、「HIGH−C」のように「HIGH」が付くのは通常のCより1オクターブ高いものとなります。
「サンプル音源」のリンクより、実物から録音した音を試聴していただけます。
(3)のプラスマイナスの数値は「ピッチ(音高)のズレ」です。
クリスタルボウルの製造は偶然の要素が大きいため、同じ音階のボウルであっても微妙に音の高さが異なっています。
この微妙な音の違いをプラスマイナスの数値で表記しており、数値が100になると半音変わります。
たとえば、「C +-0」から100上がった「C +100」は半音上の「C# +-0」という音になり、「C +50」と「C# -50」は同じ音になります。
ピッチの数値はクリスタルボウルをひとつで鳴らすときにはそれほど気にしなくても大丈夫ですが、複数を組み合わせて「キレイな和音」を作りたいときには非常に重要な意味を持っています。
しっかりキレイな和音を作りたいときはピッチの数値を意識して、組み合わせるボウルのピッチのズレが「似たもの同士」になるように選ぶのが基本です。
たとえば「C・E・G(ド・ミ・ソ)」の和音を作りたいと考えて、ひとつめに「C +45」というプラス寄りのボウルを買ったなら、ふたつめは「E +-0」や「E -40」ではなく、同じくプラス寄りの「E +45」や「E +35」の方が和音がキレイになりやすいです。
さらに、「C +45」と「E +45」を持っているなら、もうひとつ追加する「G」もやっぱりプラス寄りの方がよいです。すべてのボウルをプラスとかマイナスとかニュートラルとかに「寄せて」いくとよいわけですね。
ふたつはプラスなのにもうひとつはマイナスだと、和音が濁ってしまうかもしれません。

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クリスタルボウルはやりたいことに合わせてボウルを選ぶことが何より大切です。ボウルを購入する前にご一読いただければ幸いです。
(4)の音階名の部分をタップしていただくと同じ音階のボウルが一覧で表示されます。
また、スマホは左上にある黒い3本線、PCは上部メニュー「カテゴリ」をタップいただくと音階別やサイズ別にボウルを表示できます。
※クリスタルボウルについてはこちらのサイトでも詳しく紹介しています
https://crystal-soundbath.com/crystalbowl
